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小石川植物園「熱帯植物の不思議をさぐる」

東京大学基金 寄付者 特別セミナー

小石川植物園「熱帯植物の不思議をさぐる」

東京大学基金へご寄付いただいた方に感謝の気持ちを込めて、小石川植物園「熱帯植物の不思議をさぐる」と題して、寄付者特別セミナーを開催いたしました。

寄付者の皆様に東京大学の研究施設に触れて頂く機会を設け、寄付者の方々との関わりを大事にしたいと考え、特別セミナーを企画いたしました。今回は定員に限りがありますため、基金設立時、はじめにご寄付いただきました2005年度、2006年度の貢献会員の方にご案内を差し上げました。今後も随時このようなセミナー等を企画し、ご寄附いただきましたできるだけ多くの方にお目にかかれる機会、ご意見を頂戴する機会を設けたいと考えております。Img_00442_4

  11月27日開催・定員50名様でご案内したところ、約100名様から参加のお返事を頂き、急遽、第2回12月4日の追加開催を決定し、ご希望のすべての方に第2回のセミナーをご案内いたしました。

 第1回は冷たい雨の日にもかかわらず、遠方からの方も含め40名を越える方々お越し頂き、大盛況に終わりました。

Page0003「小石川植物園」の名で呼ばれ親しまれているこの植物園は、正式には「国立大学法人東京大学大学院理学系研究科附属植物園」といい、植物学の教育・研究を目的とする施設です。小石川植物園は日本最古であるばかりでなく、アジア地区トップの植物標本を保持する植物園です。接木されたニュートンのリンゴの木、分株されたメンデルの葡萄をはじめとし、小笠原諸島の希少な植物を約90種保有しております。

Rimg00902 今回セミナーの講師をお願いいたしましたのは、この小石川植物園の園長で、東京大学大学院理学系研究科教授の邑田仁先生です。邑田先生は熱帯植物研究の第一人者で、ミャンマーや中国西南部において熱帯植物の現地調査をされてきました。世界一大きな花、一生をたった一枚の葉だけで過ごす植物、茎の中にアリを飼っている植物、これらすべては熱帯地域に生息しています。こうした熱帯植物の進化と多様性についての最先端の研究成果について、熱帯の自然のすばらしさ、その地域で自然と一体となって生活する人間の知恵と力について、大変興味深いお話もお聞き頂きました。また、植物園温室で実物をご覧頂きながら、熱帯植物の形や生き方の不思議についてお話していただきました。

From_sky 大都会東京において豊かな自然を有し、最先端の研究が行われている小石川植物園ですが、財政難という大変深刻な問題に直面しています。今回セミナーの受講者の方々をご案内した温室ですが、老朽化が進み安全面に問題があるため、現在一般公開はできない状態にあります。極めて希少な絶滅危機に面した植物など、大変貴重な植物を保有している研究施設にもかかわらず、現在のところ改修の目途はたっておりません。改修には億単位の資金が必要で、この度大学基金でも小石川植物園の整備のためのご寄付をお願いしているところです。ご関心のある方は是非東京大学基金事務局までご連絡いただければと思います。

Img_46825 今回は、セミナーにお越し頂いた方々に植物園でとれた銀杏の実をお土産にお持ち帰りいただきました。東京大学では現在、障害者雇用を推進しており、その一環として、植物園でも3名の障害者スタッフと2名のコーディネーターによる環境保全グループが活動しています。今回の銀杏の実は、環境保全グループが植物園にお越し頂いた方のために用意したものです。

今回のセミナーですが、ご参加いただいた方々から大変ありがたいお言葉を沢山いただきました。今後もこのようなセミナーを企画して、東京大学とみなさまがコミュニケーションできる場を作っていきたいと考えております。

12月4日の追加開催の情報をみる

小石川植物園公式WEBサイト

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