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東京大学基金寄付者特別セミナー 「日光植物園の春をたずねて」

2008年11月、12月に開催いたしました東京大学基金寄付者特別セミナー、小石川植物園「熱帯植物の不思議をさぐる」は大変な反響を頂きました。このセミナーに参加いただきました方々からアンケートを通して、日光植物園でのセミナー開催のご要望を多くいただきました。そこで今回「日光植物園の春をたずねて」と題しまして、日光植物園にて寄付者特別セミナーを企画いたしました。
今回も定員に限りがありますため、小石川植物園セミナーと同様の基金設立時、はじめにご寄付頂きました2005年度、2006年度の貢献会員の方にご案内差し上げました。

4月27日開催・定員30名様でご案内したところ、約60名様からの参加のお返事を頂き、急遽、第2回5月7日の追加開催を決定し、ご参加希望のすべての方に第2回のセミナーをご案内いたしました。

第1回は晴天に恵まれ、30名様全員にご参加いただきました。第2回は雨模様の日でしたが、好運なことにセミナー中は雨が降ることなく、18名様のご参加を得て無事終了しました。

「日光植物園」の名で親しまれていますこの植物園は、正式には「国立大学法人東京大学大学院理学系研究科附属植物園」といい、植物学の教育・研究を目的とする施設です。 日光植物園は、小石川植物園では栽培困難な高山植物や寒冷地の植物の研究と教育を主な目的として、明治35年(1902年)に東照宮付近の沸岩に開設されましたが、面積が狭く、川の氾濫の影響もあったため、明治44年(1911年)に現地へ移りました。その後、旧田母沢御用邸の一部や近接地が加えられ、現在の面積31,717坪になりました。海抜647mの冷涼な気候環境にあり、約2,000種におよぶ園内の植物と恵まれた自然環境を活かして、フィールド研究や野外実習の拠点として利用されています。冬季は寒さが厳しいため、閉園しています。

今回セミナーの講師をお願いいたしましたのは、小石川植物園園長の邑田仁先生と日光植物園分園主任の舘野正樹先生です。お二方は日本を含めたアジアの植物を幅広く研究され、国内外の現地調査を通じて生きた植物の姿を観察されてきました。多種多様な野生のサクラやツツジからヒマラヤ産植物などの山地植物を紹介していただきながら、楽しいセミナーになりました。 先生の解説をお聞きいただきながら、植物園を見学して頂きました後、庁舎にて昼食を取りながら講話をお聞きいただきました。会話が弾み、和やかなひと時となりました。

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前回の小石川植物園セミナーでもご紹介いたしました、小石川植物園の温室ですが、老朽化が進み安全面に問題があるため、一般公開はできない状態にありました。前回の小石川植物園セミナーを受講して頂きました方の中から温室の改修のためのご寄附を頂戴し、一部の温室の修繕費として使わせて頂き、4月14日より温室1~2号室のみ公開温室ができるようになりました。しかし、極めて希少な絶滅危機に面した植物など、大変貴重な植物を保有している研究施設にもかかわらず、抜本的な改修の目途はたっておりません。改修には億単位の資金が必要で、大学基金としても小石川植物園の整備のためのご寄付を引き続きお願いしているところです。ご関心のある方は是非東京大学基金事務局までご連絡いただければと思います。

今回のセミナーにおいても、お越しいただいた方々から大変ありがたいお言葉を沢山いただきました。このようなお声を参考にさせていただき、今後も東京大学とみなさまがコミュニケーションできる場を企画していきたいと考えております。

【関連リンク】
日光植物園
小石川植物園
小石川植物園「熱帯植物の不思議をさぐる」

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