東京大学基金特別体験セミナー「富士演習林できのこに親しむ」
本年度3回目となる東京大学基金特別セミナーは2004年度から2006年度に貢献会員になられた方(30万円以上ご寄附いただいた方)をお招きして、10月8日(金)に東京大学富士演習林(山梨県山中湖村)にて「富士演習林できのこに親しむ」と題して開催されました。
当日は秋晴れのもと、21名の参加者をお迎えし、前半は実際に演習林に出てきのこ狩りを行い、後半はセミナールームにて富士演習林の先生方による特別講義を実施いたしました。
受付終了後、山中寮内藤セミナーハウスにて全体説明とスタッフ紹介をしたあと、教職員の引率のもと、演習林に入りました。富士演習林の後藤准教授、齋藤助教による森林やきのこの解説を聞きながら、きのこ採取を行いました。
; セミナールームでの全体説明 きのこの説明に聞き入る参加者
山中湖畔にある東大ヨット部の艇庫前にて記念撮影をしたあと、湖畔広場へ移動しました。湖畔広場では建設中の東屋で休憩をしました。この東屋は山中寮の夏季特別開寮のため住み込みで運営している運動会の学生さんたちの力をお借りして一部を建設したものです。
山中湖畔での記念撮影 建設中の東屋で小休止
保健休養林を整備する過程で出る木材で、休養施設(東屋)をいかに作れるかを検証し、自然と人工物による総合的な空間づくりの仕組みを提示したいということと、山中寮を建て替える際に伐られた90歳を超える木々を活かした建物にしたいという思いのもと、演習林のスタッフが中心となり、現在も建設作業が進められております。
お昼前に山中寮内藤セミナーハウスに戻り、参加者が採取したきのこを演習林の先生方が食べられるものと食べられないものに振り分け、きのこ鍋にして参加者全員で食しました。きのこ鍋は大変好評で、何杯もおかわりされる方もおられました。
採取したきのこの振り分け作業 採取した食用きのこ
きのこ鍋に舌鼓を打つ参加者
昼食の休憩を挟み、午後からはセミナールームにて富士演習林長の後藤晋准教授と斎藤暖生助教が特別講義を行いました。
後藤先生からは東大演習林全体の紹介と富士演習林の特徴、これから取り組んでいこうとしている地域循環型の「癒しの森」に関する研究教育についてのお話がありました。齋藤先生からはきのこと人間のかかわりということで、生物としてのきのこの特徴をふまえた上で、きのこと人との関わり、人を森林に惹きつける可能性などに関する講義がありました。
特別講義に熱心に聞き入る参加者
講義終了後の質疑応答では、参加者から鋭い質問が寄せられ、最後まで熱心な議論が行われ、イベントは盛会のうちに終了となりました。
東京大学基金ではこれからも東京大学とのつながりを感じて頂けるようなセミナーを企画してまいります。今後とも東京大学基金をどうぞよろしくお願い申し上げます。




