まねするだけでマネタイズ

【トラリピFX】運用する通貨ペアの選び方を徹底解説|5つのポイント

投資
記事内に広告が含まれています。

トラリピで通貨ペアを選ぶのに、押さえておきたいポイントが5つあります。

そのポイントを見逃すと、収益が上がらないばかりか、最悪損切りが必要になる恐れもあります。

この記事では、その5つのポイントを解説し、併せてトラリピで扱っている全16通貨ペアを独自視点で採点します。

この記事を参考にしながら、ご自身で納得して運用する通貨ペアを選んでみてください。

この記事を書いた人


まね

  • FIRE目指す社畜サラリーマン
  • 東大卒・2児の父
  • 投資・副業の経験多数
  • 元銀行員(FP2級技能士・DCプランナー)の妻監修

マネースクエア

  • 大還元キャンペーン実施中!
  • 入金額に応じて最大100万ポイント
  •  3月29日まで

1.トラリピで運用する通貨ペアの選び方5つのポイント

トラリピで運用する通貨ペアを選ぶ際に押さえておきたいポイントは次の5つです。

通貨ペアを選ぶ5つのポイント
  • レンジ相場を形成しているか
  • 過去の変動レンジ幅が狭いか
  • ショック相場で大きく変動しにくいか
  • 現在のレートが想定レンジ幅の真ん中付近にあるか
  • マイナススワップが小さいか

詳しく解説します。

ポイント1:レンジ相場を形成しているか

トラリピ運用ではレンジ相場の形成が必須です。

トラリピの手法は、レートが上下する動きに合わせて売買を自動で行います。

そのため、ある一定の範囲内でレートが頻繁に上下する通貨ペアほど収益が上がりやすいです。

これをFX用語ではレンジ相場と言います。

一方、反対にレートが一方向に動き続ける相場をトレンド相場と言います。

通常、相場はトレンド相場とレンジ相場を繰り返すものです

新興国通貨などは長期スパンでトレンド相場のことがあるため、トラリピで運用したい方は慎重に判断しましょう。

ポイント2:過去の変動レンジ幅が狭いか

トラリピでの運用に適しているのは、レンジ幅が狭い通貨ペアです。

レンジ相場を形成していても、そのレンジ幅(ある期間での最安値と最高値の差分)が広いと収益率は低くなりがちです。

この時、過去のどれくらいの期間を考慮するかでレンジ幅は変わります。

長期で確認するほどレンジ幅は広くなりやすいです

ここは個人の判断になりますが、私は過去10年と20年でレンジ幅を確認するようにしています。

20年の間にはITショックや、リーマンショック、コロナショックなど大きなショック相場も含まれているため、これらを含めておけば十分判断に値すると考えているためです。

また、30年や40年といった古い時代のレートに関しては各国間の関係や世界の経済構造も大きく変わってきており、あまり参考にならないとも考えています。

ただこれはあくまで私の見方なので、どれくらいの過去までさかのぼるかはご自身でも考えてみてくださいね。

ポイント3:ショック相場で大きく変動しにくいか

ショック相場でもレートが変動しにくい通貨ペアが望まれます。

これは、大きな含み損やロスカットのリスクをなるべく避けるためです。

直近では、リーマンショックやコロナショックがわかりやすいですね

これらのショック相場でどれくらいレートが変動したかを確認しましょう。

ポイント4:現在のレートが想定レンジ幅の真ん中付近にあるか

過去10年や20年の想定のレンジの中で、現在レートがなるべく中央付近にある通貨ペアがベターです。

これは、一定の範囲にトラップを仕掛けるトラリピ独自の視点です。

なぜなら、運用開始時点でレートが想定レンジの端にあると、すぐにレンジアウトして取引されなくなるリスクが高いためです。

中央付近から運用を始めるほうが、長い期間レンジ内にとどまり収益を上げやすいと考えられます。

ただし、ではレートの端にある場合、中央付近まで戻ってくるのを待つべきかと言われると難しいところです。

機会損失になってしまうからです。

待ってるだけでは収益を生まないですもんね

レートの端にある場合は、他に適切な通貨ペアがあればそちらに資金を向けるのも選択肢のひとつかもしれません。

ポイント5:マイナススワップが小さいか

長期間ポジションを保有する可能性のあるトラリピでは、極力マイナススワップが小さい通貨ペアを選びたいものです

トラリピでは、レートがレンジアウトしてしまった場合、次に決済されるのは半年後や1年後といったこともあり得ます。

そうするとその期間分、毎日マイナススワップが積みあがっていきます。

極力マイナススワップが小さい通貨ペアを選ぶほうが無難です。

ただ、スワップポイントは2国間の金利差で決まるので、金利が変動するとスワップポイントも変動します。

今現在マイナススワップが小さいからと言って、将来もずっと小さいわけではないという点は認識しておきましょう。

2.トラリピ向きの通貨ペアを選定してみた

以上の5つのポイントを基準に、トラリピで扱っている16通貨ペアを評価してみます。

通貨ペア評価の詳しい根拠は別の記事に記載します。
トラリピ向きの通貨ペアランキング|全16通貨ペアを詳しく分析

この項目では結果だけ示します。

おすすめ度通貨ペア合計
点数
①レンジ
相場
係数②レンジ幅[pips]点数③ショック相場[pips]点数④現状レート点数⑤マイナススワップ[円]点数
★★★★★豪ドル/
NZドル
1913800513005中間〇5-214
★★★★NZドル/
米ドル
1813900515005安値圏△3-195
★★★ユーロ/
英ポンド
1713300517005高値圏△3-454
★★豪ドル/
米ドル
1615600420005安値圏△3-454
米ドル/
カナダドル
1515600425004高値圏△3-334
ユーロ/
米ドル
1416500319005安値圏△3-973
豪ドル/
1315300430004高値圏△3-1322
英ポンド/
米ドル
12110900126004安値圏△3-264
NZドル/円1215400423004高値圏△3-1541
米ドル/円917600315005最高値 ×0-2521
カナダドル/円915700430004最高値×0-1611
メキシコペソ/円717400333003最高値×0-1801
ユーロ/円717600337003最高値 ×0-1791
南アフリカランド/円6114000052001安値圏△3-1502
英ポンド/円4113400051001高値圏△3-2690
トルコリラ/円0×09400231003最安値×0-464
※南アフリカランド/円とメキシコペソ/円はレートが低いため他の通貨ペアに対してロット10倍で比較しています。

豪ドル/NZドルが1位という結果でした。

特に全16通貨ペアの中で唯一、現在のレートが10年間のレンジのほぼ中間に位置していました。

いまからトラリピを始める方にお勧めの通貨です。

こちらの記事で豪ドル/NZドルについて詳細をご紹介しています。

3.まとめ|5つのポイントを押さえて通貨ペアを選ぼう

この記事では、以下の2点をお伝えしました。

・トラリピで運用する通貨ペアの選び方のポイント
・全16通貨ペアの選び方のポイントで評価した順位

通貨ペア選びを間違えると、収益率が悪くなったり、想定レンジから外れ収益が上がらなくなったり、最悪の場合損切りが必要となってきます

この記事の選び方のポイントを押さえ、納得のいく通貨ペアをご自身で選びましょう。

通貨ペアを選ぶ際に必要な情報である過去のチャートやスワップポイントの情報は、トラリピの口座を開設すれば無料で見られます

トラリピの口座開設は無料ですが、さらに今だけ限定のキャンペーン中です。

口座開設ができたら、こちらのページで私の設定を公開していますので、ぜひ確認してみてくださいね。

コメント